07/02/12
学生の頃、自慢ではないが男につきまとわれていた。
いつもベージュ(というか肌色)の服を着た男で、丸いぷっくりふくれた顔に
おじぞうさんの笑顔を貼り付けたような気持ち悪い男だった。
告白もされて断ると、次の日から待ち伏せと覗き見のオンパレード。
別の学部なのにいつも同じ教室にいる(しかも斜め後ろ)なのは日常茶飯事。
私のマンションの下に立ってた時には本気で心霊現象かと思った。
まだストーカーという言葉も流行り始めた頃の事で、誰も親身に相談に乗ってくれなかった。
「そんなに好かれてるならつきあっちゃえば?」
という友達もいた。