蓑

15/07/14
夏、夕立にあうと思い出す話。

父親の故郷は山の中のすごい田舎で、小学校中学年の頃まで、毎年夏休みには家族みんなで遊びに行ってた。

その後ほとんど行かなくなったんだけど、高校受験をひかえた中3の夏休み、1人でしばらく田舎へ行くことになった。

街や友達からの誘惑を避けて、何もなくて涼しい田舎でじっくり勉強したら?ということだったんだ。

婆ちゃんが裏の畑で作ってるスイカやマクワを好きなだけ食べながら、広くて涼しい田舎の家で、受験勉強に励んでたわけ。

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