あんまり怖くないかもしれないけど、10年くらい前に大阪の専門学校の寮で生活していたときのこと。
バイトから寮に帰るのに歩いて30分くらいだったんだけど、ずっと真後ろを歩いている人が同じ人だと分かった。
なんで分かったかというと、その人は携帯で誰かと話し続けていたから。真後ろを歩かれて気持ち悪いなぁと思っていた。
寮の近くのコンビニに買い物に入ったら、その人が通り過ぎて行った。
ほっとしていたのもつかの間、しゃがみこんで商品を見ていたら目の端に真後ろを歩いていた人と同じ服を着ている人がコンビニの中にいるのが見えた。
さっきの人は通り過ぎて行ったし、見間違いだろうと思ったけど、怖くてドキドキした。急いで寮に帰ろうとコンビニを出た。
寮はオートロックのマンションで、寮についたから安心した。エレベーターが来るのを待って乗りこみ、階のボタンを押すため振り返った。
エレベータホールはガラス張りになっていて外が見える。するとさっきの男が、携帯を耳に当てたままエレベーターと真正面に向き合う位置に立っていて、こちらをじっと見ていた。
怖くて部屋とは違う階で降りて階段で部屋に帰った。部屋がばれるのが怖くて30分くらい電気もつけなかった。
何にも見に覚えがなかったから、わけが分からなくてすごく怖かった。
今でも忘れない。夜なのに黒いサングラス、ベージュのトレンチコート。
コメント
コメント一覧 (9)
カメラ付き携帯は2000年に初めて登場してるし2001年には写メールという言葉も出てる
2003年-2004年にはカメラなしの携帯がほぼ駆逐されてコンデジに影響を与えるほどヒットしてるはずだよ
報告者の話の本筋とは関係無いけど2004年なら写メが大ヒットの始まりの時期だろうね
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