16/10/07
20歳くらいの頃にガチストーカーだった。 

片思いしていた一人暮らし男性の家の合い鍵を作って数ヶ月勝手に住み着いた。友人期間が5年くらいあって絶対両思いだと思って告ったら断られて逆上してのこと。 

表札の裏に鍵を隠してるのを知ってたので勝手に合い鍵を作り、就職したばかりの研修で家を空けてる隙に入り込んだ。家では彼の服や布団にくるまってゴロゴロしたりテレビ見たりして普通に過ごしてた。

研修から帰ってきた彼の凍りついた顔が忘れられない。 

話せばわかると思ってくれたらしく警察こそ呼ばれなかったけど、毎日彼の友人や兄弟姉妹が入れ替わり立ち替わり来て、出て行くよう説得されたけど、三角座りで黙り込んですすり泣いてやり過ごした。



そこから1ヶ月くらいは無言の同居というか座敷わらしのように居続けてたんだけど、ある日説得に来た彼親に連れられてきていた彼の姪っ子かなんかのJCが、泣いて私に同情してくれて

「私ちゃんの気持ちわかるよ!悲しいよね!諦められないよね!」

って一緒に泣いてくれた。しばらくその子と抱き合って泣き、流石にこんな幼い子に心配されて恥ずかしくなったのもあり、目が覚めて自分の家に帰った。

ものすごくすっきりして憑き物が落ちたように彼のことは諦めて、今は他の人と結婚し子持ちになった。

普段はドライで感情もあまり表に出さない冷たいタイプなので、一旦振り切れた自分に収集が付かなかったわ。


952 :可愛い奥様@\(^o^)/ ID:54Gzji/+q.net
奥様が墓場まで持っていく黒い過去 45