サークル仲間がただのチャラ男だと思ってたら漢だった武勇伝。 

大学のサークルに超軽いノリのチャラ男が居た。 かなりのイケメンで男女問わず友達も多いんだが、チャラ過ぎる故に彼女無し。 

一方でB子というこれまた明るくて性格の非常に良い、自然と周りに人が集まる 
子が居た。ただ一点非常に残念なのが、ブサイク。自他共に認めるブサイク。 
その子の口癖は「私、ブスじゃなし・・・ドブスだからw」 

チャラ男とB子は同じ高校の出身で、チャラ男はB子にだけは当たりが強い。 よくもまぁそこまで言えるなってぐらいB子を貶すが、B子も負けじと笑いに変える。 


ある日サークルのメンバーで飲みに行ったんだが、隣のテーブルのグループが 
B子を指さしてクスクス笑ってんだよ。
さすがに全く知らない人達から笑われると、普段B子のことをイジり倒してるサークルメンバーでさえ気分は悪い。 

すると突然チャラ男がそのテーブルに行き

チャラ男「あいつブサイクっしょwほんと笑っちゃうぐらいブサイクだよねー」 

と一緒になって笑い始めたんだ。それを見たサークルメンバーは一同唖然。 
でも、続けて

「でもね、俺の彼女なんだよね。彼女笑われて黙ってられないでしょ?表出る?」 

イケメンからそんな言葉が出たからか、その後はそのグループはおとなしくなったが
その言葉を聞いて、いつもなら豪快に笑い飛ばしてるB子が俯(ウツム)いて泣いてた。 

その時はチャラ男とB子は付き合ってるわけでもなく、単なるサークル仲間だったんだけど、そんなことがあってサークル内でもB子をイジるのは止めようみたいな流れになった。 


月日が経って、チャラ男とB子の結婚式の招待状が届いたんで記念に書きこ。


364 :1/2@\(^o^)/:2016/02/02(火)
胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(136)