中学生

引用元:今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その23
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1532966349/

878: 一回は一回です。。 2018/12/15(土)15:09:57 ID:3gE
母が早くに死んでずっと父子家庭だった。

周囲はみんな

「お父さんに感謝しな」

「働いてあんたを育てて、頭が下がる」

と言っていた。

だから、感謝しなくちゃいけないんだなと思って、勉強もお手伝いも頑張った。



でも父はちょっと変わった人で、性的なことでしょっちゅうからかったり、容姿を貶したり、欠点を全部

「母似だ」

と言って死んだ母の悪口を延々と聞かせたり、私を気まぐれにどこかへ連れていっては置き去りにした。

この置き去りは何度もやられ、ひどい時は夜になっても帰ってこなくて警察に保護された。

ご近所には母子家庭もいて、そっちは逆に

「母子家庭だからグレるんだ」

とか

「母親だけじゃ駄目だ、子供が恨んで当然だ」

と言われていて、何かあると母子家庭の子が疑われた。

父子家庭の私はなんでか「完璧ないい子」扱いで一度も疑われなかった。
母子家庭の中には、私以上の優等生もいたんだけど。
実際、母子家庭の子の1/3くらいは本当にグレたが、あれは周囲の目のせいもあったと思う。

私が中学生になると、なぜか父の当たりがもっとキツくなって

「女臭いから寄るな」

とか

「気持ち悪い顔だ」

と言われた。

暴力はなかったけど、とにかく

「母似で気持ちが悪い。障害者だ」

と言われ続けた。

周囲は相変わらず

「お父さんに感謝しないといけないよ!」

「男手一つで偉い」

だった。

中3の時、唐突に何もしたくなくなって、今思えば鬱状態だったんだろうけど、だるくて頭が重くてたまらなくなって保健室に通いっぱなしだった。

先生に

「お父さんが頑張って働いているのに、お前は怠け病で、なんだ!」

と叱られ、そうか怠け病なんだーと思い、私も頑張らなくちゃと思ったが、できない自分が歯痒くて死のうと思った。

携帯を持ってなかったので、友達のを借りて、自殺のやりかたを検索した。
履歴の消し方を知らなかったので友達にすぐバレた。

友達が保健室の先生に報告し、さらに担任に話がいき

「自殺とは、怠け病の最たるものだ!!」

とむちゃくちゃ叱られ、父にも連絡がいった。

父が迎えに来て、担任から話を聞いた父はなぜか1週間くらい異常に優しかった。すぐ戻ったけど。

鬱が重くなったり軽くなったりを繰りかえしながら、高校進学。
地元では偏差値が中の上くらいの高校。
鬱でかなり成績が下がっていたから進学校は無理だった。

その高校でできた友達がみんな

「父子家庭と母子家庭に優劣はない」

「相手が父親でも性的なからかいや、暴言、死んだ人を貶めるなどされたら怒っていい」

という価値観を持ってたのが衝撃だった。

保険医の先生も中学とは違って

「あなたは思春期病でも怠け病でもなく、鬱だ。投薬を受けねばならない」

と教えてくれた。

そこから7年くらいかけて意識を変えていって、今は家を出て父と疎遠だけど、世界が一回転したような衝撃だったな。


880: 一回は一回です。。 2018/12/15(土)17:32:14 ID:BPk
>>878
そんな父親と一緒に居るだけでもしんどかっただろうな
読んでて辛くなった…
もう関わらなくていいと思うよ
完全に貴女をサンドバッグ代わりにしてただろうし
あとの人生は父親のいないとこで幸せになってほしい


881: 一回は一回です。。 2018/12/15(土)20:53:50 ID:z4E
>>878
うわー嫌だったね
本当にしんどかったろうに
自分が転勤族だから実感するんだけど、住んでる地域によって合う合わないってあるなと思う
それこそ町ひとつずれただけでも人間性が違うとかもあった
それまでの常識がガラッと変わるからびっくりするよね
四面楚歌の時は思いきって環境を変えるとうまく行くケースもあるよね
高校で人に恵まれたようで良かった