15/04/01
話ぶった切り御免。
今まで自分が全く関わりのないと思っていたセコケチが
最近(特にここ半年くらい)で高確率でエンカウントするとです。
ここまで来ると呪われているような気がして怖くなったので、厄落としとして、
空気読まずに投下させて頂きます……。
今年の2月末に、友達6人と会って食事した際に出会ったキチクレママ。
中学校から続いている友人と喫茶店で待ち合わせて
お茶を飲みながら楽しい一時を過ごしました。
ちょうどバレンタインの直後という事もあり、名古屋タカシマヤで
毎年開催されている[アムール・ドゥ・ショコラ]で買いまくった色んな
チョコ菓子があったので、それを人数分に小分けして友人に手土産として配りました。
友人A「ありがと……って、ちょっ……結構な種類だね〜w」
私「あそこって色んな種類あるけど、一つずつって中々販売して無いから困っちゃってさ。
全種類を一人で食べるなんて不可能だから、手伝って欲しいのです」
友人B「うん、ニュースでもやってた。 今年も凄い人だったみたいね。
さすがにあそこに突撃する勇気ないわ〜」
友人C「めっさ嬉しい!!今度なんか奢るからねwww」
……などと、会場で配布されていたパンフレットを見ながら
全員で話に花を咲かせていたところ。
ヤツは突然現れました。
その時私たちが入っていた喫茶店はテーブル個室で、
各々の入り口を暖簾で遮る形になっていたのですが、
暖簾を掻き分けた女性らしき手が、テーブルに置いた小分け袋を取って
鷲掴みにしていたのです!!
……いきなり音も無くニュッと出現した[手]に、
私たちは水を打ったように静まり返りました。
何も反応できずに固まっていた所、その[手]は袋を自分のほうに
引き寄せようとスルスルと暖簾の奥に消えようとします。
(あっ、えっ)
とりあえず何かしなきゃ、と立ち上がろうとしたところ、
それまで沈黙を守っていた友人Dが、変な掛け声とともに[手]に手刀を繰り出しました。
友人D「ふひゅっ」(手刀)
???「痛っ」
とっさの衝撃に負けた[手]は袋を離し、友人Dの向かいに座っていた友人Eが
袋を取り返すと、奥に座っていた私のところにリリースしてきました。
中高の林間学校でやったバケツリレーを数倍上回るコンビネーションでした。
あれほどのシンクロ率を叩き出す事は、この先きっと無いでしょう。
バッ、と暖簾を掻き分けたのは、一見普通のママさんでした。
見た目が普通なだけに、怒りに歪んだ顔のおっかなさにプルプルしました。
その恐ろしい形相のまま叱り付ける(上から目線で)のを要約すると、
●食べるの手伝って欲しいんでしょ?手伝ってあげるわ。
●人の親切は素直に受け取るべき。
●大丈夫、私は太りにくいから(←えっ)
●子供たちのオヤツにもちょうどいいから貰ってあげる。
●これで皆が幸せになれる。これも私の取り成しのおかげ。
……途中から私の脳が記憶するのを拒否した為、正確に記憶する事は
出来ませんでしたが、大体こんなような事を言われてた気がします。
何が怖いって、言ってる内容も理解出来なかったんですが、キチママ自身が
それを正しい事と思い込んでおり、本っ当に、心の底から私たちを
[諭してる]ように話をする調子が、何より怖かったし気持ち悪かった。
まだ切々と彼女の言う[常識]を語ろうとしていましたが、
それに耐え切れず友人Dがキチママを遮りました。
友人D「気持ち悪い」
キチママ「はぁ?」
友人D「いきなり泥棒とか気持ち悪い。泥棒が説教とか気持ち悪い。
しかも人の親が。その親に育てられた子供が量産(←ほんとに言った)されて
世の中に出てくるとか気持ち悪い」
……などと、ひたすらに
「気持ち悪い」
とキチママに繰り返し繰り返し呟き続けました。
キチママに触ってしまった自分の手を庇いながら。無表情に呟く友人Dに
恐れをなしたのか、キチママは引いていましたが、
友人Dが「ごめん、手が気持ち悪いから洗ってくるわ」
と言って席を立って入り口にまだいたキチママに
「どいて。通れない」
と言われると、何やら呟きながら自分の個室(通路はさんで前だった)に帰っていきました。
それから、雰囲気がぶち壊されてお茶を飲む気分ではなくなった私たちは
友人Dが帰ってくるのを待って、すぐに店を出て
カラオケに行ってストレスを発散しましたとさ。
おしまい。
チョコチョコ投下ごめんなさい。
266: 名無しの心子知らず ID:9Axlcyv8Q.net
【セコキチママ】発見!キチガイママ その59【泥キチママ】
コメントする