16/09/01
話自体よりもそうなった時は・・・っていうタイプの後味の悪さだけど 

20年間昏睡状態と思われていた男性が、
実はずっと意識があったという誤診事件がありました。 

事故により救急搬送された男性、脳に重篤な損傷を追い、そのまま植物状態に。

しかし、事故から20年後、息子には意識があるんじゃないかと母親は考え、
脳の専門家に診てもらうと、男性は全身まひで全く動けないものの、
20年間ずっと意識があった事が分かりました。 

彼は最初の1ヶ月で諦め、ひたすら夢をみることだけを考えていたそうです。
20年間ずっと放置プレー地獄です。 

奇跡の物語として紹介されていますが、彼を診た脳専門医によると、
こうした事例は世界中で起きている可能性があるとの事。 

もしも、自分が事故に遭って・・・と考えるとちょっと怖い。



720 :名無し\(^o^)/2016/09/01(木) ID:4Mkxodp/+Aw.net
>>718 
その事件はむしろ『その後』のほうが後味が悪い 

その男性は『奇跡の人』として世界中で話題になった。 
体に麻痺は残るものの自由に体を動かせる部分もあり 
わずかながら動く右手の人差し指でキーボードを押して 
自分の過去の23年間の苦痛を訴えた。 
但し、麻痺が酷いため『スピーチセラピスト』の手を借りての応答となった。 

そしてある日、突然、その検証を行っていた医師が 
テストの結果、男性の文章は男性自身のものではなく 
スピーチセラピストが書いたものである可能性が高い、と言い出した。

検証するためのさらに厳密なテストを行いたい、と男性に告げたところ、男性は拒否した。 

医師は、家族の同意を得て新たなスピーチセラピストを彼につけた。 
すると、男性は意見を翻し、あっさりテストに同意した。

ところが、このテストの結果はすべて良い結果を出せなかった。 

非常に単純なテストで、セラピストを部屋から出し、男性に『ある物』を見せる。 
セラピストを部屋に戻し、彼が何をみたのか聞くように伝える。 
その『ある物』が男性はわからなかったのだ。 

現在もこれについては様々な推測がなされている。 
果たして彼は本当に23年間意識があったのか? 
それともスピーチセラピストによってつくられた嘘の事件なのか? 
答えは未だに出ていない。


721 :名無し\(^o^)/2016/09/01(木) ID:pKXudtqx5k.net
右手の人差し指の動きはただの反射かなんかで、随意運動ではなかったって事?

※随意運動・・・自分の意志によって行われる運動。


722 :名無し\(^o^)/2016/09/01(木) ID:4Mkxodp/+Aw.net
それもまだ不明 

ちなみに問題化したのはファシリテーテッド・コミュニケーションというヤツで 
介護者が意思疎通の手伝いをすることは多々あるんだけど 
その場合、その『意思』が果たして障害者本人のものなのか? 
はたまた、その手伝いをしている人間のものなのか?という問題が常に付きまとっている 


日本では奇跡の詩人と呼ばれた日木流奈という少年が 
母親を介してすばらしい詩を発表していた

それをNHKが取材をして放送したところ 
少年が寝ているのにも関わらず、母親が少年の手を持ち
キーボードがわりの紙を指差すようにして

「うちの子がこんなことを言ってます」

というシーン等におかしいだろ、という指摘がおきた、というのが有名


723 :名無し\(^o^)/2016/09/01(木) ID:cSgml89Aq.net
>>722 
その番組見てたけど怪しいなと思ってた 
そしたらやっぱり問題になってたわ 
あれお母さんが明らかに動かしてたもんな
 

【参考動画:奇跡の詩人(偽りの奇跡)
番組内では、日木が指したい文字を母親が読み取り、それに応じた手の動きを感知して文字盤の上の文字を高速で読み取り、それを口述できるとされた。
しかし、この番組を視聴した視聴者の間で、母親が息子の手を持って文字盤を指している場面で、文字を指す日木の手と、文字盤を持つ母親の手が同時に動いている、また、息子があくびをしたり、よそ見や居眠りをしたりしている間も正確に文字盤を指している、「混沌の中」などの語彙や淀みのない丁寧体の言葉遣いといった文章の内容が11歳の子供のものとは思えない、など不自然な場面が多々見られるという指摘がなされ、「母親が少年の手を動かして文字盤を指させているのではないか」「ドーマン法(ファシリテーテッド・コミュニケーション)は本当に効くのか」という疑問が沸き起こった。
こうした経緯から、インターネットを中心にその内容の信憑性をめぐって議論になった。この疑問を巡っては『異議あり! 「奇跡の詩人」』という批判本も出版された。批判派は、これが事実であるかどうか確認するために「母親が目隠しして、日木に何かを書いた紙を見せ、その後に今見たものは何かを尋ねる」などの第三者による厳密な検証をすべきだと主張している。しかし、父・貴はこうした検証を拒否しており、事実であるか疑わしい。

出典:
wikipedia 

後味の悪い話 その165