工事

引用元:今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その28
https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1608362168/

631:一回は一回です。。 21/03/19(金)16:00:56 ID:XZ.wq.L1
皆さん、凄い経験してるな~と、ぼーっと読んでて私にも何かあるかな?って考えたら、一個あったw

もう何年も前・小5の夏休み、母方祖父母宅(大阪市内)に泊まりで2週間程遊びに行ってた時、祖父母宅の裏に古い家があり
緑色のフェンスでふさいであったけど、子供だと入れる箇所もあり、近所の従姉妹達と探検!と称し侵入して遊んでた。



ある日、トラックとかダンプとかが来て、作業服を着た大人達が機械を使い、一気に解体工事を始めた。
2~3日で建物は跡形も無くなり、地面を工作機械で掘り返してるのを見てたら、急に機械が止まり乗ってたおっさんが機械の先端・土をすくう所を調べ、周りに人も集まって来て見てたら、一人のおっさんが走って何処かに消えた後
けたたましいサイレンを鳴らしてパトカー十数台とかが来て、周りを封鎖して、全然見れなくなった。

そして次の日に、初めて見る迷彩塗装トラックと自衛隊の人達が沢山来て、再度詳しく調査した結果・うちの祖母宅と隣の古家の地下に、第2次大戦中の250kg爆弾が埋まってる!と発表があった。
おまけに「爆弾は現在も稼働可能で非常に危険な状態」とかで、私の祖父母の長年住み慣れた家は、隣家と一緒に解体され、埋まってる爆弾を掘り出すと決定した。
但し作業を行うには準備が必要とかで、約1週間近く祖父母は荷物を移動して近隣の叔母宅に避難した。
そして爆弾解体の準備が整い、私達と周りの家50世帯が避難したあと、バリケードや色んな物で覆い包まれた元祖父母宅と隣家は完全に解体され、夏後半の暑い日に自衛隊の工作機械で掘り出された爆弾は、特殊な車両の荷台に移動され、信管抜き取り作業が行われた。
夕方・無事に解体作業が終了し、自衛隊部隊が撤収して行ったあと・完全に更地になった元祖父母宅を
叔父叔母・伯母・私の両親と祖父母と私姉妹と従妹で、ぼーっと眺めた後、近所の人達と一緒にバーベキューをやり私の夏休みは終わった。

その後・祖父母は叔母宅から、祖父母土地を売ったお金で中古のマンションを買い引っ越したが、
大人になってから「家の解体費用は祖父母持ちだった」と聞いて戦慄したw

古い不発弾が見つかったら、爆弾の解体運搬は自衛隊・国がしてくれるけど、家とかの解体費用は自分持ち・なのが何とも言えない気になった。


632:一回は一回です。。 21/03/19(金)16:48:20 ID:5E.kx.L1
尚、自衛官に払われる危険手当て

不発弾処理を行った場合の特殊勤務手当は
出動1回につき5,200円と定められている。
ただし、危険性の低いものについては1時間当たり110円が支給される。

1時間110円・・・


633:一回は一回です。。 21/03/19(金)16:54:16 ID:R4.wq.L20
まあ、爆弾掘って不発処理して片づけてって素人には無理だから
そこだけでもやってくれるのはありがたい
でも自分で家解体しないといけないのはつらい…


634:一回は一回です。。 21/03/19(金)21:31:47 ID:ll.gl.L1
祖父母と隣家の人は精神的にも金銭的にも辛かったろうけど、重機動かしてた人と周りで作業してたおっちゃん達は戦慄したろうね
下手したら自分達は即死。数キロ~数十キロ単位で死者や重軽傷者出してたかもしれないって怖すぎる

祖父母宅と隣家を建てる時には発見されなかったんだね。そんなに大きな不発弾だったのに


635:一回は一回です。。 21/03/19(金)22:00:32 ID:Ur.gl.L13
解体は自分でですか・・・つらいですね
命懸けの自衛官、その手当ても何というか・・・