16/10/28
こういうスレがあったのか
オカルト話じゃなくても良いみたいなので少しモヤモヤする話
今から30年以上前の話。
俺には姉がいて、姉は耳が聞こえない聾唖者だった。
ある日、どういう伝手なのか知らんが、姉に手術の話が来た。
当時としては新しい技術で、脳に音を電気信号のように変換する機械を埋め込み
耳から入ってくる音が聞こえるようになる、というものだった。
料金もほとんどかからないということだし(多分治験的なもの?かよくわからんけど)
両親は姉にすすめたのだが、姉は
「頭にそんなもの埋め込むなんて怖い」
と拒否した。俺は当時まだ小学生だしアホだったので
「なんで?耳が聞こえるようになったらいいのに」
と思っていたが、結局、姉が強硬に拒否して手術の話は流れた。
その後、しばらくして姉の友人が手術を受けることになった。
聾学校時代からの友人で、本人は耳が聞こえるようになったら、
ある男性歌手のコンサートにいきたい、と喜んでいた。
それからさらにしばらくして、母からその友人が家に篭もるようになった、と聞いた。
音が聞こえるようになってから、家から出られなくなったらしい。
健常者にとっては当たり前の日常音が、音のほとんど無い世界に
生きてきた彼女にとっては恐ろしい世界だったらしい。
その後、どうなったのか詳細は知らないが、その女性は
それから数年後に電車に飛び込んで自殺をした。
それが手術が原因なのか、他の事が原因なのかはわからない。
でも、もし、手術をしなければ自殺しなかったのかも、
というのが心のどこかで引っかかっている。
障害者が健常者になる、ということは手放しで喜べるものじゃない、
ということを思い知らされた。
724 :本当にあった怖い名無し\(^o^)/ 2016/10/28(金) 19:43:40.60 ID:oxkPc137A.net
>>723
多分、人工内耳の手術だと思う
先天的な聾者の場合、脳と神経ネットワークが完成する十歳くらいまでに手術を
受けないと、色々と弊害が有るって
この技術が開発された当初、大人になってから手術を受けた先天的な聾者は、言葉等、音に意味の有る事が認識出来ず
全ての音が雑音として入って来る事に耐えきれず
精神を病んだ末に、元の聾者に戻った
その後研究が進んで、脳が完成する前に手術を受けないとダメだと分かったって
725 :本当にあった怖い名無し\(^o^)/ 2016/10/28(金) 19:51:58.65 ID:dxzsKlz67.net
視力でも似たような話を聞いたことがあるが
そっちの場合はアイマスクして暮らせば何も問題なかったそうだ
ただ角膜手術は亡くなった提供者がいるだけに
本人の苦痛を理解できない人からかなり叩かれたらしいが…
聴覚は再手術でもしない限り遮断できないからなー
726 :本当にあった怖い名無し\(^o^)/ 2016/10/28(金) 19:53:09.03 ID:qFzkvo9/1.net
日本のグラフだけど、今はその手術を受けるのはほとんどが3歳以下
難聴の子供の両親がふたりとも難聴で、両親が
「子供に埋め込み術をさせてしまうと、手話など、われわれ難聴者の文化の継承ができなくなる」
と主張して子供に手術を受けさせなかった、という
ドキュメンタリーが前にこのスレでも出ていた。
アメリカでは一部のろうあ者の団体が
「人工内耳埋込術の推奨は一種の民族浄化である」
と反対しているという話も
※民族浄化・・・複数の民族集団が共存する地域において、ある民族集団を強制的にその地域から排除しようとする政策
727 :本当にあった怖い名無し\(^o^)/ 2016/10/28(金) 19:58:30.73 ID:9zKzlvptr6Q.net
>>724
詳しくありがとう
全然知らなかったんだけど、そういうのがあったんだな・・・
姉に手術の話が来たのは20才前後だと思うので
その時点ではそういうことがまだ判ってなかったってことなんかな。
姉は偶々
「頭に機械を埋め込むなんて怖い」
と拒否したけど、一歩間違えたら、姉が精神病んでたかもしれんね。
姉はその後、同じ聾唖の男性と結婚して、子供二人育てて
現在は孫もできて幸せな生活を送っているだけに、友人が不憫だ・・・
728 :本当にあった怖い名無し\(^o^)/ 2016/10/28(金) 20:15:08.16 ID:Vbnlpftr7.net
誰が幸福になり誰が不幸になるかは、偶然の要素が強いということか・・
>>726
そこに民族浄化を持ち出す発想はなかった
後味の悪い話 その166
コメント
コメント一覧 (76)
手術を受けて健常者の7割まで聴力が戻った
そしたら、今まで聞こえなかった音をよく拾うようになり
他人のくしゃみや咳の音などの特に高音がとても気になって
今でもまだ慣れない
まだ聞こえるうちから徐々に慣らしていかないといけないらしい。
聞こえない世界から急に聞こえる世界に放り出されるとずっと耳元で音立てられてる気分なのかなぁ。
エゴイスト
「今からクシャミでるよー」と目の前でクシャミしてもビックリしちゃうんだね。
誰もがネットワークに繋がる電脳社会での障碍者が
ネットワーク接続の手術を受けた結果
絶えまなく降り続ける情報に気が休まらなくなり…ってやつ
ならこんな問題おきなくないか。
最新の技術ならはずせるのかな。
メーカーによって多少は違うけど、うちの子が装用してるのは外せますよ。内耳に入れる電極と外部の、一見大きな補聴器みたいなマイクの2つに分かれてて、音を電気信号に変えてマグネットを通してやりとりしてるって感じです。
わかりにくくてごめんなさい。
必要に迫られなければ、中々やらないのかもな。
聴覚過敏というやつか。
脳みそは、聞きたい音は良く聞こえるように、雑音は聞こえないようにより分けるんだけど、先天性や後天性で、その機能がダメになるらしいな。
乳幼児期の手術に関してなんて誰もなにも言ってない。
貴方がちゃんと読んでないのは判った
>今から30年以上前の話。
>姉に手術の話が来たのは20才前後だと思うので
20歳でも手術すれば聾者が軽度難聴くらいには聞こえる。って言えると確信してから書き込みしてほしいわ
コンプレックス拗らせて障碍にアイデンティティを見出しただけやんww
思想は人それぞれだから構わんけど、障碍から脱出しようとしてる人間の足は引っ張るなよな。
こう言う自分の思想のみが「正しい」って原理の奴は新興宗教の奴らと通じるものがある。
自分らのアイデンティティを壊しかねない奴や認めない奴らには非常に攻撃的なんだよね。
そして抜け出そうとする人には特に攻撃的。
他人の権利、自由には全く敬意を払わない人種。
どちらの方が幸せじゃなく、どちらがその人にとって望ましいのかって事だ。
聞こえるのが常識と認識している人は特別な理由がない限り聞こえた方が良い。
聞こえる人は無意識に音を選別して騒音は聞き流すことがある程度出来る。
先天的な人は全ての音を認識するから、情報量が膨大で脳がオーバーフローするんだろ。
確かにその点をクリアしないと四六時中工事現場にいる様なもんだからね。
自分の脈の音だって聞こえるからね。
20歳過ぎてからだったので全然ダメで、かなり訓練したけど音として認識することすら難しかった
ホントかどうか判らないけど、そりゃ今まで必要としてなかったのに入ってくるようになったら情報量多すぎて整理が追いつかないよな
脳や感覚がそれに対応できて音の種類や判別ができれば、健常者とは違う音の世界ではあっても実生活上は暮らしていけるという手術であるだけ。
子供であっても対応できないケースはあるので再度の除去手術を行うケースもある。
スレの表の人数全体的に思ったよりもが少ない一番の原因は、親が乳幼児期の難聴に気づくのが遅いケースが一番多い。
最初は親子3人で手術を受けて、全員で耳が聞こえるようになろう!ってノリノリだったのに、大人は手術できない。子供しか手術しても効果がない。と説明された途端に、自分たちの文化が!とか言い出して、子供にも手術を受けさせなかったドキュメンタリーでしよ?
いやいや、さっきまでお目目キラキラさせて自分たちも手術する気満々やったじゃないですか!ってテレビに突っ込み入れたの覚えてるよ。
そう言う客観的な事実は、なかなか広まらないよね。
感情論ばっかりで。
この方の姉には孫までいるくらい昔の話。でも今も何も変わってない。レーシック難民について知るとそう思う。
やっぱり「勘」って、大切にした方が良いんだと思う。時には理性よりも上。
若い頃はメリットだらけだと思ったんだけどな
義父は高齢難聴だから余計にそう思うのかも。
難聴の両親と子供の話はなんか、人間の業を凝縮してるみたい
姉の友だちは、きっと他のことが原因だよ
大人になってからの人工内耳じゃ音の有無以上はわからないってことを知らないひとから「なんで無視するんだ」とかで誘因にはなってるかもだけど
他の人も書いてるけど、先天性でも幼児期装用だったり、成人でも中途失聴でもともと言葉が聞き取れてた人には有用な機械だよ
そりゃ、人種的な要素ありじゃないか。
右の脳に入るか左の脳に入るかで、言語として入る=風流
音として入る=雑音になるっていうやつで
白人とかは、音として入るので虫の合唱はやかましいらしい
寝てたり落ち着いてる時に、ヘッドホンでキーンとした音を流す
反応が弱い子は、大病院で検査に周り、聾唖者の場合、早めの施術を親に説得するみたいですよ
「わたしは差別と黒人が大嫌いだ」みたいなこと言ってるね、貴方。
その文章の後ろ半分をあなた自身に当てはめて考えてごらん。
貴方は、健常者である事が絶対的に正しいことだと思ってない?
好ましくない形質を持っているものを淘汰せず、そのまま生かせと慈愛を説く
しかしその辺にいるチビ・デブ・ハゲ・ブサイク・バカと交配して子を残してやろうとはしない
なぜなんだ・・・・・
こんな事抜かす奴等は浄化されるべき。
>そこに民族浄化を持ち出す発想はなかった
何でもかんでも差別に結び付けて既得権益を死守するのは、左翼の世界中での常套手段。
※38なんかはまさにその典型例。
イジメに加わらない仲間を、新たなイジメ対象にするイジメの親玉とか
連合赤軍の内部引き締めにリンチに発展した「総括」を連想した。
そうだよね? 俺もおかしいと思うんだよ…
聾唖であれば「黒人」も「ユダヤ人」も”聾唖者という同じ民族”…ってどう考えてもおかしい
っていうか、人体機能を道具でサポートするのが”浄化”というのなら、コンタクトレンズもペースメーカーも…もっと言えばカツラですら民族浄化と言われかねない…
「カツラは禿民族の浄化だ!」とか言い出すつもりなのかね?
不自由だから自由にするだけ
健常者にはわからないというが、健常者にしかわからないこともある
カツラより先に、メガネやコンタクトを使う人達が槍玉に挙げられそうだよね
だって、明らかに「身体的機能(この場合は視力)が劣っている」わけだから
こういうのって、結局「多数派か否か」になっちゃうんだよね
※4
双方ろう者のレズビアンカップルが、聞こえないことが自分達のアイデンティティとして、代々ろう者の一族の男性から種をもらって妊娠し、無事ろう者を産んだ、という話があったね
アメリカだったかな
利権問題があるからね。
蝉の声は蝉の声と知らないと謎の雑音。
鳥の声、車のエンジンなどなど、そして人の声、脳が音の正体を認識しないのはどれほど厄介なんだろう
脳が、音=情報と認識するから、健常者は目をつぶったりして神経を耳に集中するのだし
その、音が情報であるという紐付けがなされていなかったら、音が無限に重なって止まない世界は地獄だとおもう
健常者とは余計な情報を排除して選り分ける能力も、健常者ということなんだなと思った。
しかし、ろうあをハンデと思ってなかったら、それもありかも。
私のように「聴こえない」という事がわからない人は
ただ聾唖者という言葉を使いますが「聾唖者」「難聴者」「中途失聴者」は
全く別ものだ。それぞれのアイデンティティがあるんだよ。と教えてもらいました。
今は、人工内耳は1歳前にするお子さんが多いそうです。
聞こえるよりも聞こえない世界のほうが何倍も心休まる
聞きたくないものまで聞きたくないんだよなぁ
嘘っぽいって何が?どこが?
姉友人が世を儚んだ理由が聞こえすぎるせいだなんて報告者は断定してないんだけど
違うんじゃないか?
誰かが話している言葉とピアノの演奏の違いが理解出来ないって感じだと思うが。
だから誰かが話しかけてきてもアウアウって音が耳から入ってくるだけでそれが意味のある言葉と認識できないというか。
わたしもだ
しかも突発性難聴で、突然聞こえなくなって耳鳴りが右耳を支配した
それから2週間くらいでその状態に慣れたんだけど、ちょうどその頃ステロイドがききだして退院
イオンモールに行けなくなった
たしかに音の少ない家の中が一番楽だわ
たった2週間でそうなるんだから、ずっと聞こえなかった人の精神が異常をきたすのはよくわかる
感覚だとするならストレスで精神やられるのも無理はないな。
毎晩寝たいのに爆音のいびきで妨害されてる身としてはこれが四六時中なんて耐えられん。
ろう学校で働いたことあるけど人工内耳の子達は元の聴力がほぼ皆無な子供なので、普段はかなり聞こえるけどたまに電池切れ起こすと全く聞こえなくなる
その上、手術を受けたことで聾者からも爪弾きにされてしまって、居場所をなくしてしまう話があった
音は人の声に混じってビョロビョロと聞こえるんだそうだ。
攻殻機動隊みたいな世界になればもっとよく聞こえるかなと言ってたっけ
彼はこの人工内耳の手術を親から強制されて精神を病んだという設定だった。
所詮はフィクションだがそこには綿密な取材があるわけでその友人の気持ちをしる一助にはなるストーリーだと思う。
それも今問題になっていて
音が聞こえるのと、音の内容が聞き取れるモノなのかっていうのを検査できるのは限られた病院だけらしい
音に反応する(音のする方を向く、大きい音にびっくりする等)からといって言葉が聞き取れる状態とは限らず、幼稚園や下手すると小学校に入るような年齢になってから
「言葉を理解できてない=知能に問題がある」とされて、支援学校や養護クラスに振り分けられちゃって
実際には知能にはまったく問題ないのに、普通の教育を受けられなかったって人が一定数いるんだわ
こういう事例があったからこそ、取り外しできるようにしたんじゃない?
静かな世界で十数年生きてきたら、眠ろうとしても何かしら音がして、それが強制的に頭に入ってきたらそりゃ地獄だろうね
健常者は「慣れ」で対応してるし、聴覚野も寝てある程度シャットダウンしちゃうんだろうけど
脳に埋め込むヤツだと無理矢理聴覚野を揺り起こす事になってるのかもしれないしね
ある程度成長してからだと、
感覚器官と脳のネットワークがうまくいかないってだけで、
だから手術を受けるなら幼少時にって話になってると思うのだが。
普通は親と話すのに手話覚えるだろうに
読んでないのはお前らだぞWWW
逆に聞こえすぎてヘッドホンしていて昔はなにヘッドホンしてるんだとからまれて
今はうさぎの耳のアイコンで聞こえすぎるから減音していますという説明付き。
絶対音感餅とかそういう感じなんだろう。
日本人が英語の発音聞き取れないのは幼児期にそういう音を聞いていないから
日本人にはすす゜無視の音が気にならないが外国人には騒音となる。
セミはうるさいだけですがーーー
本文には書いてないけど、書いてない話はしてはならぬとは無いよなぁ
例えるなら 霊的なものが突然 見えるようになって それを遮れない 的な。
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