
246: おさかなくわえた名無しさん 2010/01/05(火) 19:42:52 ID:9KvPRRV8
うちの実家には土蔵が2つある。
1つは普段物置に使ってる通称『おもての蔵』。
もう1つが、母屋から離れたところに建ってる通称『お化け蔵』。
こっちは
「お化けが出るから入るな」
と言われて俺も両親も入ったことがない。
朽ちかけて白壁が所々はげ落ちて苔も生えてるし、ツタに半分覆われてて、いかにも嫌な雰囲気が漂ってる上に、鍵が行方不明の錠がかかってて入ろうにも入れなかった。
ところが前回帰省してみたら、戸が崩れかけて錠が金具もろともモゲてたから
「もしかしたらお宝があるかも」
と意を決して入ってみた。
中はホコリとカビと土の臭いが充満してて、唐箕(トウミ)だの足踏み脱穀機だの長持だのつづらだの、先祖代々のガラクタが転がってたんだが、その奥の1階部分に巨大な鉄格子がハマってた。
中を覗いてみると、埃をかぶった和箪笥や文机やランプ、茶碗や箸、隅には和式のボットン便所と生活道具が一揃い。
「…どう見ても噂に聞く座敷牢だよな」
怖くなってすぐ外に出たし、ヤバそうだからまだ誰にも聞いてないが、過去にうちで何があったんだあれ…
247: おさかなくわえた名無しさん 2010/01/05(火) 19:46:31 ID:LTbdkwby
うはぁ・・・すげぇな。
250: おさかなくわえた名無しさん 2010/01/05(火) 22:46:42 ID:sJzjLmsf
>>246
俺の家にも、古い土蔵にあるわ。それと同じ様なの。
うちの場合は、生まれつきの病気で見た目が普通の人と違っていたが、そのほかは一切支障がない人だったらしいんだが、周りが祟りを受けた者、と言う事で酷く敬遠した上に、本人は聡く、むしろ家族に迷惑をかけたくないからという理由でそこで暮らしていたとか。
ちなみに鉄格子とかは、周りに住んでいる人が
「夜な夜な祟りがこっちへ移ってこないように」
とかって怖がらないように自ら望んで付けたそうな。
260: おさかなくわえた名無しさん 2010/01/06(水) 10:03:19 ID:/sIYDVuY
>>250
なんとも物悲しい。
251: おさかなくわえた名無しさん 2010/01/05(火) 22:57:12 ID:SdWYErbu
いつの時代の話だよ
252: おさかなくわえた名無しさん 2010/01/05(火) 23:46:18 ID:WYa9hWEe
場所によるが昭和30年代までありえたろ
256: おさかなくわえた名無しさん 2010/01/06(水) 02:24:46 ID:z/LzKav9
土蔵とか座敷牢とかに閉じ込められているわけじゃないが
俺はご近所さんには、東京の会社に勤めてることになってて
昼間は外に出ては行けないことになってる
257: おさかなくわえた名無しさん 2010/01/06(水) 02:28:35 ID:cJpeeGC2
胸を張って自宅警備員だと伝えろ!
今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 64度目
コメント
コメント一覧 (25)
蔵の窓から白い手の女性に呼ばれて誰の子供とか聞かれたってのを思い出した
祖母の家系は狐憑って言われてる家系だったらしい
アラフォーのおばちゃんのお話でした
その座敷老の内側には誰もいなかった?
本当に誰もいなかった??
脱穀機とかあったなら農家だろうし破傷風とかの感染症で錯乱して座敷牢ってパターンかな?
肺病やライ病も一族ごと忌まれる事があったらしいから
>>250の話が悲しいな…自ら座敷牢に入るって どんな気持ちで一生を送ったのか
見た目が並異常に美麗な女の子を守るために座敷牢住まいにさせ
本人は何もわからずニコニコ幸せそうに座敷牢暮らししてたってやつ
最近見ないと思ってたら、あそこの婆さん座敷牢に入れられとる!!って驚いて帰ってきたことが有った
徘徊老人が事故起こしてJRから多額の賠償金請求、なんてニュース見てると
本気で必要かもな平成の座敷牢
老人介護サービスはいまだに順番待ちだし
介護限界スレだかだと「座敷牢が欲しい…」ってレスが時々あるよ
「あれは単に世間体だけの問題じゃなくて、どうしても必要で作ったものだったんだと、介護始めてよくわかった…」って
徘徊したり家中の壁や床に●塗りたくったり家族に暴力振るうような症状があるとねえ…
人は住んでないが部屋の壁一面を2次元のポスターが覆い、スナック菓子のゴミや空のペットボトル、PC数台と大量の同人誌が散乱していた………何があったのだろうか……
今でもやっとテレビくらいの所ならあり得るかも知らん。
頭がよくても勉強させてもらえないってきついわ
元々のお化け倉は祖父母の時代に閉じ込められたまま放置で亡くなってる人いそう
ぼっとん便所だと誰か手入れしなけりゃならんが少なくとも父母の代からは
チェックすらしてないんだもんな
闇が多かった時代 近親相関も多く抑えようの無い子供や親など閉じ込めたもん
ボケ老人とか2号などの愛人やどこからか買った少女とかお金がある家はひた隠しにした
シャム双生児などは特に隠した。
何も知らんで古い家の探検してたら、座敷牢みたいな部屋に5歳くらいの幼女と同じくらいの大きさの日本人形がちゃぶ台前に鎮座してて、ちゃぶ台にはお茶碗とか誂えてあって腰抜かしたって話はオカ板で見たな。
※2
ファンタ爺なら近所にいるぞw
車のあるないも常にチェックされてて誰が何時にいないかも把握されてるしなんなら一時間前に決まった親も知らない息子のバイト先まで裏のおばちゃんが既に知ってる罠
それが田舎
なお呼び名は○○屋(屋号、商売してる家なら八百屋とか)のナオちゃん(BBA)の嫁の上の子みたいな感じで基本単位というか一人称のデフォ位置がBBA(GGは先に死んでるからな)
玄関に鍵はかけないので気付くと勝手に隣のおばちゃんが野菜山盛りにおすしわけしつつ勝手にひとんちの物置開けてモノ入れて居間で茶あ飲んでるそれが田舎
平成30年の話ですよ勿論
障害があって脱走しないようにだったらしい
座敷牢は綺麗で、日も射してて、イメージと違ったって
60年くらい前のN県のド田舎の話
それじゃハロワすらいけないじゃないか。
人前に出られない、精神を病んだ系の人がおおいんじゃないかな。
戦前からの本家みたいなところには必ずあると思う。
これも早く調べないと座敷牢がある家自体がなくなってしまうから研究者の方にはがんばってもらいたい。
民俗学かな。
そういうのネットでそこそこ見かけるけど都市伝説とかじゃなくてマジなん?
田舎怖いよ田舎…金ないけどIターンとか恐ろしくてできないや
むしろ金なきゃ山で足滑らせちゃった自己なんやど
コメントする