ノート

引用元:今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その29
https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1620868464/

637:一回は一回です。。 21/08/17(火)00:07:05 ID:Ic.pg.L1
福祉関係の手伝いをしてるのだけど、10年以上引きこもっているという男性から、中学生の頃の日記を見せられたことがある。
引きこもり支援の団体から頼まれて行ったら、「これを読んでもらえれば自分のことはわかるから」と押し付けられて、それ以降はドアを開けてもらえなかった。
B5のノートに鉛筆書きで、1日数行のこともあれば1ページまるまる使ったりもする、3冊2年以上にもなる壮絶ないじめの記録だった。



ざっと読んだだけだけど、男性の中学校には3つのいじめグループがあって、その全部からいじめを受けていた。
ヤンキーのグループからは週に2、3回、休み時間に殴る蹴るの暴行をうけ、タバコに火を押し付けられたのも何度かあった。
クラスを仕切ってるのはリア充グループで、こっちにはカバンを隠されたり、便器に靴を突っ込まれたり、教科書をカッターで切り刻まれたり。少額だけど、現金を要求されたことも書いてあった。
もうひとつは、ギャルっぽい女子のグループで、こっちは回数は少ないが内容は酷くて、頭から飲み物をかけられたり、裸で正座させられたり、ゴミを食べさせられたりしていた。
それぞれのグループは5、6人いたみたいだけど、その中でもヤンキー2人、リア充3人、ギャル1人は中心人物なのか、何度も名前が出てきて、恨みの言葉が書き連ねてあった。

衝撃的だったのは2回目に訪問した時、男性の母親から
「実は、息子は中学の入学式からひと月ぐらいで不登校になったので、日記に書いてある事は全部嘘なんです」
と打ち明けられたこと。
名前のあげられているいじめグループも、実際の人物ではないという。
「あの子は本当だと思い込んでいますけど、いじめなんてなかったんです」
母親によると、ある日突然、部屋から出てこなくなってそれっきりとのことで、いじめでもなく、何が原因なのか全くわからないらしい。
その日は男性には会えなくて、日記だけ置いてきたのだけど、その後に支援団体を通して、今後は来ないで欲しいと言われてしまった。
支援団体のスタッフの話では、引きこもりの人が過去の体験を盛ったり、嘘のエピソードを話すのは良くあるらしい。
ただ、伸びっぱなしの髪の毛の下の妙にギラついた目でこっちを見ていた男性と、最初は祖母だと思ったくらいやつれた顔をした母親、2人の顔を思い出すと、どっちが本当のことを言っていたのか、よくわからなくなる。


638:一回は一回です。。 21/08/17(火)00:10:56 ID:94.it.L1
統合失調症とか精神の病気なのでは